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資本政策と計画の進捗
前回の計画との比較、政策保有株式、統合報告書。資本の使い方を英文で判断できるか。 対象は34項目すべてを確認した128社です。
S7 前回の計画に対する実績を、未達の項目も含めて英文で説明しているか
点数の分布(128社)— 5点: 46 · 4点: 35 · 3点: 21 · 2点: 4 · 0点: 22
最高点(5点)は46社:AGC、FUJI、TOWA、アマダ、イビデン、ウシオ電機、エスペック、オーエスジー、カシオ計算機、キッセイ薬品工業、キッツ、コニカミノルタ ほか34社(項目別の一覧)
現在、最高点の会社の例
- 日本化薬(4272) 1枚のスライドで終了した中計の目標と実績を対比し、「売上とROEは達成、営業利益は未達」と明確に評価。 出典 · 確認日 2026-10-19
- 参天製薬(4536) 新しい中期経営計画の冒頭で、前中計の目標と実績を対比し、その背景にある構造改革を振り返る。 出典 · 確認日 2026-10-19
- エスペック(6859) 「Targets and Results」のスライドで前中計の目標と実績を対比し、「Results and Challenges」で結果と課題を説明。 出典 · 確認日 2026-10-19
G7 政策保有株式の保有理由と縮減の計画(時期・規模)を英文で説明しているか
点数の分布(128社)— 5点: 19 · 4点: 5 · 3点: 41 · 2点: 27 · 1点: 1 · 0点: 35
最高点(5点)は19社:FUJI、KOKUSAI ELECTRIC、イビデン、サッポロホールディングス、シンフォニアテクノロジー、ジェイテクト、ソシオネクスト、デクセリアルズ、トーカロ、ヒロセ電機、フジ・メディア・ホールディングス、ペプチドリーム ほか7社(項目別の一覧)
現在、最高点の会社の例
- イビデン(4062) 取締役会決議に基づく日付入りの英文開示。中計期間(2027年度まで)に政策保有株式を時価で半分超縮減する方針を、理由と売却資金の使途とともに示す。 出典 · 確認日 2026-10-19
- トーカロ(3433) 英文のCG報告書で、2026年3月末時点で政策保有株式を保有しておらず、今後も原則として保有しないと明記。 出典 · 確認日 2026-10-19
改善の方法
英文で、銘柄数と金額、目標と期限、進捗、保有を続ける理由を示します。保有していない会社は、その旨を示せば5点です。
S6 統合報告書・年次報告書に英文版があるか
点数の分布(128社)— 5点: 30 · 4点: 63 · 3点: 3 · 0点: 32
最高点(5点)は30社:AGC、DMG森精機、JUKI、RS Technologies、SCREENホールディングス、SMC、SUMCO、THK、アズビル、オーエスジー、キッツ、サッポロホールディングス ほか18社(項目別の一覧)
現在、最高点の会社の例
- トクヤマ(4043) 2026年版の統合報告書を英文で公表(70ページ)。全体版と章別版を用意。 出典 · 確認日 2026-10-19
- 三井金属(5706) 2026年3月期を対象とする英文の統合報告書2026を9月末に公表。 出典 · 確認日 2026-10-19
- 安川電機(6506) 2月決算に対し、英文の「YASKAWA Report 2026」(68ページ)を9月に公表。 出典 · 確認日 2026-10-19
資本政策の調査
自己株式取得や事業売却など、個別の資本政策の説明を確認した調査は資本政策の実施状況、バランスシートの読み方はバランスシートと資本政策にあります。どちらも選定した案件・企業の調査で、会社全体の評価ではありません。
株主総会・対話で問われる論点
- 01 余剰資本・資本効率 「自己資本と手元資金が多すぎるのではないか」。株主資本コスト、資本構成、キャッシュアロケーションで答える。
- 02 PBR1倍割れと資本コスト 「資本コストを上回るリターンを、いつ、どう実現するのか」。東証の要請に対する開示の中身を比べる。
- 03 政策保有株式の縮減 「なぜ保有し続けるのか、いつまでにどこまで減らすのか」。残高、目標、期限、検証の開示を比べる。
- 04 株主還元:配当を誰が決めるか 「配当を株主総会でも決められるようにせよ」。金額ではなく決定の仕組みを問う提案が支持を集める。
- 10 M&Aと事業売却の経済性 「いくら払い、何年でどれだけ回収し、いくらなら手を引くのか」。
- 11 不動産など非中核資産 「時価で見ると資本効率はどうなるのか、なぜ持ち続けるのか」。