Japan IR Index
英文IRを、同じ視点で点検する。
Japan IR Indexは、日本の上場企業が海外投資家にどのような情報を英文で提供しているかを、公開資料に基づいて調べる指標です。資料の有無だけでなく、内容、公表時期、探しやすさまで確認します。
何のためのインデックスか
英文IRを改善しようとしても、資料を増やすだけでは、投資家が知りたい情報に届くとは限りません。企業ごとの不足を見つけ、参考になる開示例を探し、次の決算や株主総会までに取り組む課題を整理するために、このインデックスを作っています。
34項目を、5つの領域で確認
配点は現在の評価基準に基づきます。各項目の点数と出典は企業別ページで確認できます。
F · 30% · 8 項目
財務情報
決算資料、財務諸表、セグメント情報、再利用できる数値データ。
S · 25% · 7 項目
戦略・経営の説明
経営計画、説明会資料と質疑応答、成長要因、計画と実績の比較。
G · 20% · 7 項目
ガバナンス・株主総会
取締役会、報酬、総会資料、議決権行使結果、政策保有株式。
O · 15% · 7 項目
情報の探しやすさ
英文IRへの導線、資料リンク、過去資料、問い合わせ先。
R · 10% · 5 項目
公表時期・日英の対応
日英の公表時差、適時開示、英文版の位置付け。
点数をどう読むか
各項目を原則0〜5点で評価し、領域ごとの配点で加重して100点満点に換算します。点数は開示の確認結果を整理したもので、投資価値や経営の優劣を示すものではありません。
未確認と、資料が見つからない場合を分ける
未確認項目がある場合は、未確認を0点と置いた下限と、確認済み項目で調整した値を併記します。後者は未確認部分を5点とした理論上の最大値ではありません。どこまで確認したか、調査日はいつかを総合点と併せてご覧ください。
自社の改善に使う、3つの手順
自社の記録を確認する
確認日、項目別の点数、出典を見て、現在の資料と違いがないか確かめます。
参考になる開示例を探す
Excel、質疑応答、議決権行使結果など、改善したい項目ごとに他社の提供方法を見ます。
担当と完了の条件を決める
改善ガイドを使い、既存資料の整理から次回開示の準備まで、作業の順序を決めます。
比較するときに確認したいこと
掲載企業は研究上の選定群であり、日本市場全体を代表する無作為標本ではありません。業種、規模、調査時点、評価基準、確認範囲が異なる企業を、総合点だけで順位付けしないでください。掲載順は英語社名のアルファベット順です。
資本政策の追跡調査は、別に扱います
自己株式取得や事業売却などの発表後の実施・結果は、別の調査として掲載しています。英文開示34項目の総合点には加算していません。
貴社が一覧にない場合
お名前、役職、所属企業、対象企業名を添えて管理者までご連絡ください。確認の上、できるだけ早い時期に掲載します。