本文へ移動
2026年10月版 · 評価基準 GNT-BDS v1.1.1 · 最終更新 2026-10-23日本語 / English
Japan IR Index英文開示・株主コミュニケーション調査

改善ガイド

英文開示セルフチェック

本調査と同じ34項目で、自社の英文開示を点検できます。次の決算発表や株主総会の資料を公表する前の確認にお使いください。無料でご利用いただけます。

Excel版をダウンロード(自己評価・自動集計つき) PDF版をダウンロード(印刷用)

使い方

  1. 各項目の「確認方法」に沿って、自社の英文資料と日本語資料を見比べます。
  2. 「5点の状態」と「評価の目安」を参考に、0〜5点で自己評価します。根拠資料のURLと確認日も記録します。
  3. Excel版の「スコア」シートで、領域別・総合のスコアが自動で計算されます。
  4. 点数の低い項目から、次の発表までに直せるものを選びます。

セルフチェックの結果は、本調査の公開スコアとは別のものです。本調査の評価は、公開資料を確認したうえで行います。

財務情報 (30%)

コード確認項目5点の状態確認方法
F1四半期・通期の決算短信を英文で公表しているかすべての決算期で、日本語版と同日に、財務諸表とセグメント注記を含む英文決算短信を公表している。直近の英文・日本語の決算短信のページ数を比べ、四半期・通期のすべてがそろっているか確認する。
F2英文決算短信が抄訳ではなく、日本語版の全体を翻訳しているか要約、経営成績等の概況、財務諸表、注記まで、決算短信全体を翻訳している。英文・日本語の目次を項目ごとに照合する。サマリー(表紙)のみの英文は2点相当。
F3財務諸表と注記を英文で確認できるか直近の四半期を含め、最新期の財務諸表と注記を英文で確認できる。直近四半期の注記が英文で読めるか(決算短信・報告書・財務セクション)を確認する。
F4有価証券報告書の英文版が(形式を問わず)公表されているか当期の有価証券報告書全文を、監査報告書を含めて英文で公表している。英文版を開き、事業の状況、リスク、経営者による分析、ガバナンス、財務諸表、監査報告書がそろっているか確認する。
F5セグメント別の売上・利益を、一貫した区分の定義で英文開示しているか毎期、セグメント別の売上高と利益を、定義を明示し一貫した区分で開示している。各四半期の英文セグメント注記を確認する。単一セグメントの企業は、その旨と事業別売上を英文で示す。
F6複数年度の財務データを英文のExcel・CSVファイルで取得できるか損益、貸借対照表、キャッシュ・フロー、1株当たり情報を5年以上収録したExcel・CSVを提供している。英文IRライブラリーや財務データのページに.xlsx・.csvがあるか確認する。HTML表やPDFは対象外。
F7業績予想とその前提を英文で説明しているか通期予想を英文で示し、為替・市場見通し・セグメント別予想などの前提と修正理由を説明している。英文の決算短信・説明資料に、予想と2種類以上の前提が記載されているか確認する。
F8英文の決算情報が、日本語版と同じ最新の決算期まで更新されているか最新の日本語決算と同じ期の英文決算を公表している。英文・日本語の決算ページで、最新の対象期間が一致しているか確認する。

戦略・計画 (25%)

コード確認項目5点の状態確認方法
S1数値目標を含む中期経営計画が英文で公表されているか現行の中期経営計画を、すべての数値目標を含めて、日本語版と同時に英文で公表している。英文・日本語の計画資料で、数値目標と公表日を比較する。
S2決算・IR説明資料が英文で公表されているかすべての決算説明会で英文資料を公表し、日本語版と同じ補足資料(発言録・質疑応答等)も英文で提供している。各期の日本語の説明会資料を一覧にし、それぞれの英文版があるか確認する。
S3投資家向けの要点(エクイティ・ストーリー)を英文のページにまとめているか投資の要点・アットアグランス等の英文ページ(セクション)で、強みを数値で示している。初めて会社を見る投資家が、強みを数字で理解できる英文ページがあるか確認する。
S4成長要因を英文で示し、数値でも説明しているか成長要因を特定し、市場規模・シェア・目標への寄与・生産能力などの数値を示している。英文の計画・説明資料で、成長要因ごとに数値が示されているか確認する。
S5決算説明会の発言録・質疑応答を英文で公表しているか日本語で発言録・質疑応答を公表するすべての説明会について、同時に英文でも公表している。日本語の発言録・質疑応答ごとに英文版の有無と公表日を照合する。
S6統合報告書・年次報告書に英文版があるか最新の統合報告書(年次報告書)の完全な英文版を公表している。タイトルの年ではなく、報告書に記載された対象期間を確認する。
S7前回の計画に対する実績を、未達の項目も含めて英文で説明しているか前中期計画の目標と実績を対比し、差異の理由を英文で説明している。英文の計画・説明資料に、前計画の目標と実績の対比表があるか確認する。

ガバナンス (20%)

コード確認項目5点の状態確認方法
G1コーポレート・ガバナンス報告書に英文版があるか東証に提出したコーポレート・ガバナンス報告書の最新版を英文で公表している。英文版と日本語版の最終更新日を比較する。
G2取締役の経歴・在任期間・専門性・独立性を英文で確認できるかすべての取締役について、在任年数、経歴・専門性、独立性を英文で示している。英文招集通知またはガバナンスのページで、全取締役について3点がそろっているか確認する。
G3取締役会のスキル・マトリックスを英文で公表しているか最新の取締役会スキル・マトリックスを英文で公表している。英文のマトリックスが直近の総会後の構成を反映しているか確認する。
G4役員報酬の仕組みと業績との連動を英文で説明しているか報酬の構成(固定・賞与・株式)、KPIとその比重、報酬種類別の金額を英文で示している。英文の報告書・招集通知で、報酬種類別の金額があるか確認する。
G5議決権行使に間に合う時期に英文招集通知を公表しているか総会の3週間以上前に、全議案の参考書類を英文で公表し、英語で利用できる議決権行使手段を示している。英文版の公表日から総会日までの日数を数え、議決権行使の案内が英語で利用できるか確認する。
G6株主総会の議決権行使結果を英文で確認できるか全議案の賛否の票数と賛成率を英文で公表している。総会後の英文臨時報告書・議決権行使結果を確認する。
G7政策保有株式の保有理由と縮減の計画(時期・規模)を英文で説明しているか政策保有株式の銘柄数・金額、縮減目標または計画、進捗、取締役会の保有理由を英文で示している。数値またはゼロの縮減目標があるか確認する。方針と保有状況のみで目標がなければ3点相当。

英文IRサイト (15%)

コード確認項目5点の状態確認方法
O1英文トップページから2回以内の操作でIR情報に到達できるか英文トップページから1回の操作で英文IRトップに到達できる。英文トップページから操作回数を数える。マウスオーバーでしか出ないメニューは減点対象。
O2英文資料のリンク先も英語になっているか英文サイトのリンク先がすべて英文資料になっている。種類の異なる英文資料のリンクを10件以上開き、日本語資料が開くものがないか確認する。
O3英文IRの過去資料にリンク切れがないか英文の過去資料にリンク切れがない。同じ10件以上のリンクで、開けないものがないか記録する。
O4英文IRページが、スクリプトの不具合で空白になることなく表示されるかすべての英文IRページで、内容が正常に表示される。主要なIRページを開き、空の一覧や表示されない部品がないか確認する。
O5すべての英文IR資料を日付・種類別に一覧できるページがあるか英文資料を種類・日付付きで一覧できるページが1つにまとまっている(絞り込み可)。決算、説明資料、総会、ガバナンス、適時開示が1ページにまとまっているか確認する。
O6過去資料のページに実際の資料が掲載されているか複数年分の英文資料が種類横断で掲載されている。資料の種類ごとに、英文アーカイブの最も古い資料を確認する。
O7英文で利用できるIR専用の問い合わせ先が明示されているか英文IRサイトに、専用で分かりやすいIR窓口がある(本調査では最高4点)。英文IRトップから、全社共通の問い合わせページを経由せずにIR専用の窓口へ到達できるか確認する。

日英の同等性 (10%)

コード確認項目5点の状態確認方法
R1決算資料を日本語版と同時に英文で公表しているか毎期、英文の決算短信と説明資料を日本語版と同日に公表している。直近2期の英文・日本語の掲載日を比較する。
R2日英の法定開示資料の公表時差(中央値・日数)はどの程度か直近2回の決算短信、招集通知、ガバナンス報告書、有価証券報告書の日英時差の中央値が0日。5資料それぞれの日英の公表日を記録する。英文がない資料は90日超として扱う。
R3適時開示情報を英文でも公表しているか過去12か月のすべての適時開示を、同日に英文でも公表している。過去12か月の日本語の適時開示を一覧にし、英文の一覧と照合する。
R4英文資料に、機械翻訳の正確性を留保する注意書きがないか英文サイト・資料に、機械翻訳である旨の注意書きがない。表示された英文ページと資料に、AI・機械翻訳の注意書きがないか確認する。
R5英文版を日本語版に劣後する参考訳とせず、正式な開示として位置付けているか英文版を正本として位置付けている。「日本語版が優先する」旨の記載は減点対象。決算短信、説明資料、招集通知の冒頭で、どちらの言語が優先するかの記載を確認する。

点数の目安

5完全かつ最新。英文の読者が日本語の読者より遅れない。
4内容はそろうが、遅れる、または補足資料がない(提供方法の不足)。
3内容の一部が日本語にしかない(内容の不足)。
2形だけ。英文の存在は確認できるが、中身がない。
1公表しているが、自ら留保している(例:日本語版優先の注記)。
0確認できない。

4点と3点の分かれ目は、英文の読者が内容を得るために日本語版を開く必要があるかどうかです。 評価方法の詳細 →